「知れば、もっとおいしくなる 大分から来た秋の味覚」大分県産かぼすの紹介

公開日:2023年09月15日

料理の名脇役、かぼす。
他の香酸柑橘と比べて甘味が強く酸味がまろやかな果汁と、爽やかな香りが料理のおいしさを引き立てます。疲労回復効果のあるクエン酸や、肌のターンオーバーを正常化するビタミンCなど、体に嬉しい栄養素もたっぷりです。
いろいろな魅力がギュッと詰まったかぼすの豆知識。知れば、かぼすの奥深さがもっと味わえます。

かぼす王国、大分県

かぼすの全国収穫量のうち99%を占める大分県。言い伝えでは、江戸時代に宗玄という医師が京都から持ち帰った苗木(種子という説も)を栽植したのが始まりで、食用・薬用として民家の庭で栽培されるようになりました。


圧倒的なシェアの大分県かぼす

1960年代になると大分県が産地化として奨励。貯蔵、選果、ハウス栽培などの設備、体制が確立されました。今では生産面積約530ヘクタール、生産量約6000トンとダントツの規模に成長。主な産地は臼杵市、竹田市、豊後大野市、国東市、豊後高田市です。


県全体に広がるかぼす農地

GI登録の「大分かぼす」

統一された品質基準に沿って選果された「大分かぼす」は2017年5月、GI(地理的表示)保護制度に登録されました。

※GIは、独自の生産プロセスや地理的な特性によって高い品質を達成している農産物の名称を知的財産として保護する制度です。
当時、大分かぼすの登録は柑橘類として全国初で、認知度向上に弾みをつけました。

酸味と甘みの絶妙バランス

かぼすは、香酸柑橘の中で甘味が強く、酸味がまろやかなので、食材の味を消さず、焼き魚や焼き肉など素材本来の味を引き立たせます。

またミネラル分としての塩味がしっかりとしていることから、塩の代わりにかぼすを添加することで減塩効果が期待できます。
旬は8月から10月にかけて。果汁の質・量とも最高で、最も風味豊かな時期です。

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蕎麦など相性の良い料理もたくさん
蕎麦とお酒 そばちょこ「かぼすが香るピリ辛豚ねぎ冷かけそば」

かぼす、ゆず、すだちはどう違う?

かぼすとよく似ているのが、ゆずとすだち。いずれも生育過程で皮の色が緑から黄へ変化し、一般的なみかんより酸味が強い香酸柑橘に分類されます。

ひと目で分かる違いは、大きさ。大きい順にかぼす、ゆず、すだち。テニスボールほどのかぼすに対して、すだちはゴルフボールほど、ゆずはその中間くらいです。味わいや産地にも違いがあり、用途に応じて使い分けされています。

そんな大分かぼすを使った限定メニュー

チカマチラウンジ内の7店舗で、9月15日(金)から10月15日(日)の期間、大分県カボス振興協議会の協力により産地連携キャンペーン「大分カボスフェア」を開催。
定番から新風まで多彩なメニューを、この秋にぜひ。


産地連携キャンペーン:『秋の大分カボスフェア』
9月15日(金)~10月15日(日)
協力:大分県カボス振興協議会

産地連携キャンペーン 『秋の大分かぼすフェア』
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